生ゴミを出せる「可燃ゴミ」の収集日は、週に2回~3回と定められている地域がほとんどです。
可燃ゴミの収集日まで、生ゴミをどのように保管したらよいか、お困りの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
特に夏場は、生ゴミを1日放置しただけで、悪臭や害虫がすぐに発生してしまいやすいです。
そこで今回は、生ゴミを保管するおすすめの方法と、保管の際の注意点について解説します。
賃貸物件で生ゴミを保管するおすすめの方法は?
生ゴミ処理に関する悩みでもっとも多いのが、やはり「におい」です。
生ゴミ特有の不快なにおいは、生ゴミの腐敗や微生物の発生によって生じます。
生ゴミの水気をしっかり切って、水分を吸収しやすい新聞紙で包んでから蓋付きのゴミ箱に捨てると、においが気になりづらくなるでしょう。
また、特ににおいが気になりやすい夏場の時期は、冷凍庫の一部を生ゴミ専用スペースにして保管するのがおすすめです。
冷凍庫であれば、生ゴミが腐敗することも、微生物が発生することもありません。
なかには「冷凍庫に生ゴミは入れたくない…」と、抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、生ゴミはもともと食品ですので、腐敗していない出たばかりの生ゴミに関しては、そこまで抵抗を感じる必要はないです。
また、生ゴミの室内保管はできれば避けたいという方には、ベランダでの保管をおすすめします。
ベランダであれば多少大きめのゴミ箱も設置できますので、生ゴミ以外のゴミもあわせて保管できます。
キッチンスペースにゴミ箱が無い分余裕ができますし、室内ににおいが漂うことも、もちろんありません。
賃貸物件で生ゴミを保管するうえでの注意点とは?
可燃ゴミの収集日には、生ゴミを確実に捨てることを心がけましょう。
基本的なことではありますが、ついうっかり忘れてしまった経験がある方も少なくないはずです。
可燃ゴミの曜日を家族みんなで共有し声を掛け合ったり、ゴミ箱のそばにゴミの日を記したカレンダーを設置したりすると、うっかり忘れを予防できます。
また「必要なぶんだけの食材を買う」「食事を残さない」など、生ゴミをなるべく出さないような心がけも非常に重要です。
ベランダで保管する際は、ゴミやゴミ箱の蓋が風で飛ばされないよう注意してください。
特に台風の直撃が予想される場合には、あらかじめゴミ箱を室内に入れておくなど、十分な対策をとりましょう。