賃貸物件の集合住宅のなかで角部屋は人気がありますが、ほかの住戸と比べて家賃も高い傾向にあります。
確かに魅力のあるメリットがあってもデメリットもあるので、角部屋の特質を踏まえたうえで検討する必要があるのです。
ここでは角部屋のメリット・デメリットについてご紹介します。
賃貸物件における角部屋のメリットとは
まずは、角部屋のメリットを見ていきましょう。
一つ目は、騒音トラブルリスクを軽減できることが挙げられます。
角部屋の場合、隣接する住戸との設置面が少なくなります。
簡単に言えば、両側に住戸がある部屋よりも半分の生活音になるのです。
また部屋が角であるため、自身からの生活騒音によって、隣室とのトラブルの確率も低くなります。
二つ目に、光を取り込む面が多く、日当たりの良いことです。
方角の違う面から太陽の光を取り込むため、部屋全体が明るくなるのです。
しかし、方角や周囲の環境によっても変わってくるので、角部屋だからと言って必ずしも日当たりが良いとは限りません。
内見の際、自分が部屋で過ごす時間に「日の当たり具合」を確認することをおすすめします。
三つ目は、風通しの良いことがメリットと言えます。
窓が2面になるケースが多く、空気がとおりやすくなるのです。
湿気のたまりやすい浴室などに窓がついている場合は、カビが生えにくいでしょう。
賃貸物件における角部屋のデメリットとは
魅力的な角部屋ですが、逆にデメリットもあります。
角部屋は、ほかの住戸と専有面積が同じでも上記でご紹介したメリットがあり人気も高く、建物全体のなかでも数が限られているので、家賃が高めに設定されています。
家賃をできるだけ抑えて生活を楽にしたいが、快適性も考えている方はよく比較検討してみましょう。
次に、物件数の少ないことが挙げられます。
1階部分で考えると、両端の部屋のみが角部屋になるため、数が少ないのです。
そのため、希望の条件に当てはまる物件の選択肢の幅が狭まってしまい、探しにくい状況になりがちです。
このデメリットは、むしろ賃貸物件を契約する前のことと言えるでしょう。
さらに、外に触れる面積が中部屋よりも多くあるので、外気の影響を受けやすくなってしまいます。
したがって、日差しや気温によって左右されるため、冷暖房費が高くなる可能性もあります。
また冬など室外が寒いときには結露しやすいため、抑える工夫も必要です。
まとめ
賃貸物件では角部屋は希少価値が高く人気もあるので、空き物件があると契約を決めてしまいたいと思うかもしれません。
しかし、ご紹介したようなデメリットもあるので、内見するときに自分にとって快適な環境であるのかどうかを見極めることが大切です。
同じ物件のなかで中部屋と比較しながら、家賃とともに検討して契約を進めていきましょう。
私たち有限会社開成産業では、賃貸物件を多数取り揃えております。
住まい探しでお困りでしたら、当社までぜひお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓