賃貸物件を探すとき、まず確認するのが間取り図です。
しかし、間取り図には意味を理解できない記号や略語が書き込まれていることも多く、「何の意味なのか知りたいけれど不動産屋に聞きにくい」という人も少なくありません。
今回は、賃貸の間取り図に書かれている略語の意味や、内見の必要性について詳しくご紹介しましょう。
賃貸の間取り図にある略語の意味は?
間取り図を見ていると、「K」や「LDK」、「WC」など、だいたいの人が一目で理解できる略語が出てくることが多いです。
「K」はキッチン、「LDK」はリビングダイニングキッチン、「WC」はトイレのことなので、どのような間取りになっているか大まかに理解できるでしょう。
また、「CL」はクローゼット、「UB」はユニットバス、「BR」はベッドルームというように、雰囲気でわかる略語もあります。
しかし、なかには、初めて見るような略語が記載されていることもあるのです。
特にわかりにくい略語に、シューズボックスのことを示す「SB」や、ロフトのことを示す「RF」、ストレージ=収納のことを示す「Sto」などがあります。
また、メーターボックスのことを「MB」、パイプスペースのことを「PS」、冷蔵庫の設置場所のことを「R/冷」と表している間取り図も多いです。
賃貸の間取り図の略語を確認するためにも内見の必要性がある
間取り図には何の意味かわからない略語も多いため、一つひとつ不動産屋に確認するより、内見したほうが早い場合がほとんどです。
内見とは「内部見学」を略した言葉で、完成した新築物件を確認する「内覧」とは区別して使われています。
内見の際は間取り図と照らし合わせながら確認していくことになるため、よくわからなかった略語があった場合も、その意味もすべて理解できるでしょう。
また、間取り図だけではわからない日当たりや設備のきれいさなども確認することが可能です。
内見せずに物件を決めた人のなかには、「間取り図とイメージが違いすぎた」「住人のマナーが悪く、トラブルになった」など、住んでから後悔する人も少なくありません。
そうならないためにも、内見の必要性をしっかり理解しておきましょう。