諸外国と比較して地震や台風などの自然災害が頻繁に発生する日本では、日頃からの防災対策が欠かせません。
マンションへの転居を検討するにあたり、災害時における備えをしっかりとしておきたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、マンションに住むにあたって必要な防災対策やマンションに設置されている防災設備について解説します。
過去の自然災害に学ぶマンションにおける防災対策の必要性
過去に発生した東日本大震災の際、じつは倒壊したマンションはありませんでした。
また、阪神・淡路大震災のときにも約9割のマンションが被害にあっていないか、軽微な被害で済んだというデータもあります。
このように一戸建てと比較するとマンションは災害に比較的強い構造といえますが、建物自体が無事であったとしても水道やガス、電気といったライフラインが止まると当然生活はできません。
実際、東日本大震災ではマンションに住んでいた方のうち48%が避難生活を余儀なくされています。
一方、家具の転倒によって多くの死傷者が出ている事実も見逃せません。
つまりマンションに住むにあたっては、ライフラインの停止や家具の転倒に対する対策を講じておく必要があります。
マンション防災の具体的な対策とは?
地震発生時の家具転倒対策として、まずは転倒防止用の金具を使って家具をしっかりと固定しましょう。
万が一家具が倒れたときに部屋の扉をふさがないよう配慮することも大切です。
また、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておけば、地震による震動でガラスが割れて飛び散るのを防げます。
一方、ライフラインが停止したことを想定し、1週間分の食料や水を備蓄しておきましょう。
トイレットペーパーや簡易トイレ、軍手、懐中電灯、モバイルバッテリー、ライター、ポリタンクなどもあると便利です。
災害時でもすぐに持ち出せるよう、防災グッズはなるべくひとつにまとめておくことをおすすめします。
事前に確認しておきたいマンションの防災設備
防災対策が整ったマンションに住みたい場合は、どのような設備が整っているのかを確認しましょう。
たとえば、非常用発電機が設置されていれば、停電時でも一定時間エレベーターや給水ポンプなどの使用が可能です。
また、高層マンションの多くは免震・制震構造を採用しているので、地震の揺れによる倒壊を防げます。
そのほか、地震の揺れを感知して自動的に火が消えるガスコンロや、地震発生時に扉がロックされて食器の飛び出しを防ぐ吊り戸棚などの設備を導入しているマンションもあります。
まとめ
地震がいつ発生するのかは誰にも予測ができないため、日頃から災害に対する備えをしておくことが大切です。
新たなマンションを探す際には、間取りや内観はもちろんのこと、防災対策がしっかりと講じられているかどうかという観点に着目してはいかがでしょうか。
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