季節の変わり目といえば、「衣替え」のタイミングです。
家族で暮らしていれば服の量も多いため、一斉に衣替えをおこないます。
一方、賃貸物件の一人暮らしでは収納量や服の量も限られてくるため、衣替えをする必要があるのか疑問に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、賃貸物件にこれから入居する方、お住まいの方に向けて、衣替えの必要性と衣替えをなくす方法についてご紹介します。
賃貸物件の一人暮らしで衣替えをおこなう必要性って?
衣替えとは、衣服の収納を季節ごとに変えることをいい、一般的には春から夏にかけて、秋から冬にかけてのタイミングで年に二度以上衣替えをおこなうと考えられています。
一方で、賃貸物件に住む一人暮らしの場合は、家族暮らしと比べて服の量も少なく、収納場所も限られてしまうため、衣替えをおこなう必要性が感じられないケースも少なくありません。
実際に、不動産コラムサイトの一人暮らしの方を対象としたアンケートによると、衣替えをしないと回答したのは、全体の38%でした。
このことからも、洋服が少なったり、クローゼットに全部の服が入りきったりするのであれば、衣替えをおこなう必要性はあまりないといえるでしょう。
ただし、衣替えをすることで傷んでいる服を捨てられる、クローゼットが整頓されるなどのメリットもあります。
ライフスタイルに合わせて、無理におこなわず年に一度にしたり、数年に一度にしたりと、柔軟におこなうことをおすすめします。
一人暮らしの賃貸物件で実践したい!衣替えをしなくてもいい収納方法
衣替えをしないと決めるのであれば、ぜひ実践したいのが衣替えを必要としないクローゼットの収納方法です。
整理整頓ができる衣替えを省くぶん、日ごろから次のようなポイントを押さえることで、クローゼットが混雑しません。
季節ごとに分類して場所を固定する
クローゼットのなかを分割して、右側が春服、左側がコート等の冬服などといったように、場所ごとに分類すればごちゃごちゃすることがありません。
さらに、ハンガーの色や形状ごとに分ければ、視覚的にもわかりやすくなるでしょう。
ハンガーラックは洗濯ばさみで分類
洗濯ばさみでハンガーラック上に区分スペースを作り、季節の服ごとに異なる区分スペースにハンガーをかければ、あとから洋服が混ざってしまうのを防げます。
収納ダンスの場合は、ブックエンドなどを利用すれば、ボックス内を仕切れるため、活用をおすすめします。