賃貸物件選びでは、階層も重要なポイントです。
見晴らしや日当たりの良さから高層階ほど人気が高く、低層階ほど不人気なイメージを抱いている方がほとんどでしょう。
そこで今回は、旗の台周辺の賃貸物件をお探しの方に向けて、賃貸の1階に住む意外なメリットや、快適に暮らす方法についてご紹介します。
賃貸で1階に暮らすメリットって?階下がない点は魅力の一つ
マンションやアパートなどの賃貸物件において、1階に住むことで次のようなメリットがあります。
階下への気遣いなく生活できる
賃貸物件でトラブルのもととなりやすいのが、生活音などの騒音トラブルです。
なかでも足音や物を落とす音、家具を動かす音などは、床から直接階下に響くため、2階以上に住んでいる場合は配慮が必要です。
とくに走ったり飛び跳ねたりと活発なお子さんがいる家庭では、階下に気兼ねなく暮らせる1階をおすすめします。
階段やエレベーターのない暮らし
1階であれば、階段を上ったり、エレベーターを待ったりする必要がありません。
通勤や通学などの混みあいやすい時間帯でも待ち時間なく自宅を出入りできるほか、家具の搬入搬出や買い物の荷物を運ぶ際にも便利です。
忘れ物をとりにもどる、自動販売機まで出かけるなど、ちょっとしたときにも気軽に出入りできる位置に自宅がある点は、メリットの一つといえます。
物件によってはお得なことも
賃貸物件では、階層ごとに賃料が異なり、低層階には低い金額が設定されていることも少なくありません。
また、なかには1階の住宅には専用の庭がついているなど、1階ならではのお得な物件もあるでしょう。
少しでも安く快適な暮らしをおくりたい方にはおすすめです。
賃貸の1階はデメリットも少なくない?快適に暮らすためには
1階に暮らすことでメリットはあるものの、次のようなデメリットもあります。
●防犯面で心配
●道路に面した物件では人の目が気になることも
●外からの音が入ってきやすい
1階では、塀の高さや立地によっては人の目が気になったり、空き巣が入りやすかったりとプライバシー保護の面で心配という方も多いでしょう。
こうしたデメリットを軽減し快適に暮らすためには、次のような対策が考えられます。
●分厚いカーテンをつけて防音、遮熱、目隠しをする
●防犯センサーや防犯カメラを設置して安全性を高める
●内覧時に窓の位置を確認して住みやすさをチェック
こうした工夫をすることで、1階に住むデメリットを軽減して快適な暮らしをおくれる可能性が高まります。