家でのんびり過ごしていたら、突然ブレーカーが落ちて電気が消えてしまった。
こんな経験をお持ちの方は案外多いようです。
とはいえ、突然停電して真っ暗になると慌ててしまうものです。
そこで今回は、賃貸でブレーカーが落ちる原因や、ブレーカーの種類ごとの対処方法をご紹介します。
賃貸に設置されているブレーカーの種類と停電時の対処法
ブレーカーには大きくわけて、3つの種類があります。
電力会社と契約しているアンペア数を管理する"アンペアブレーカー"、漏電が起きたときに電気を止める"漏電ブレーカー"、一定以上の電気が同時に流れた際に電気をセーブする"安全ブレーカー"の3つです。
賃貸の場合、これらのブレーカーは家の中のどこかにまとめて設置されているケースが多いので、まずはブレーカーを探しましょう。
玄関や洗面所近辺に設置されていることがほとんどです。
またブレーカーが落ちた際、そのまま上げてはいけません。
まずは電化製品の電源をすべて切ってから、どうしてブレーカーが落ちたのか確認の上、ブレーカーを上げましょう。
ただし漏電ブレーカーの場合、漏電している箇所のブレーカーをあげてもすぐに落ちてしまいます。
どの回路が漏電しているかが一目で分かりますので、確認後、電力会社に連絡をしてください。
賃貸のブレーカーが落ちる原因は?停電させないコツ
賃貸のブレーカーが落ちる原因としては、大きく分けて4つあります。
1つめは、電気の使いすぎです。
電力会社と契約しているアンペア数を越えて電力を使用して、同時に大量の電気を使うと、停電する可能性が高くなります。
2つめは、地域停電によるものです。
こちらは地域全体、もしくはマンション全体が何らかの原因で停電していることが当てはまります。
このケースでは自宅のブレーカーをいじっても復旧しませんので、周辺の停電状況を確認し、必要に応じて電力会社やマンションの管理会社に連絡しましょう。
3つめは電気料金を滞納させたことによる停電です。
電気料金の支払いを期日までに行わなかった場合、期日を過ぎてすぐに電気を止められてしまいます。
こちらの場合もブレーカーをいじっても電気は復旧しませんので、すぐに電気会社へ料金の支払いを行い、電気を復旧してもらいましょう。
4つめは漏電によるものです。
コンセントがショートしていたり、どこかで漏電が発生したりしていると、安全を確保するためにブレーカーが自動的に落ちます。
この場合も一度電力会社に連絡をして、漏電箇所の修理をしてもらいましょう。