引っ越しを機に家具探しをしているけれど、どうやって選べば良いか悩んでしまう方は少なくありません。
とくにソファは団らんスペースであるリビングのイメージを左右するだけでなく、座り心地で生活の質も大きく変わってきます。
今回はソファの構造・サイズ・形の3点から、自分に合ったソファの選び方を解説します。
後悔しないソファの選び方「構造」をチェック！
ソファの座り心地を決めるのは「構造」で、直接触れる表面の素材と弾力を左右するクッション材の2点に注目します。
表面の素材はファブリック（麻・綿・ウールなど）、合成皮革、本革などが代表的なので、好みのものを見つけましょう。
触り心地が良くコストも抑えられるのはファブリック、お手入れがしやすいのは合成皮革、高級感があり長く使えるのは本革です。
また、ソファの内部構造は大きくベース部分とクッション材に分かれ、座った際の弾力性や耐久性に影響します。
ベースには弾力性が高いS字スプリング、しなやかできしみにくいウェービングベルトなどが挙げられます。
クッション材には高反発で姿勢が安定するコイルスプリングや、柔らかく弾力性を感じられるポケットコイルスプリング、ほどよい硬さのウレタンなどが代表的です。
後悔しないソファの選び方「サイズ」はどうやって決める？
どういう用途でソファを使うかによって、ソファのサイズ選びは変わってきます。
幅については、一人あたり60cmとして座る人数で掛けると目安になりますが、二人掛け以上の場合はもう少し広めに考えるとゆとりをもって座れるでしょう。
奥行きに関しては、ソファに寝転がったり足を前にのばしたりしたい場合は広めにして、椅子のように座るだけならあまり広さは必要ありません。
また、ソファの前方にテーブルなどを置く場合は、手を伸ばしやすいよう奥行きが狭いもののほうがおすすめです。
そして、ソファの高さは部屋での存在感にも影響するので、部屋の広さに合ったものを選ぶことが大切です。
ソファを置きたい場所に問題なく設置できるよう、玄関ドアや廊下など搬入経路の確認を忘れないようにしましょう。
後悔しないソファの選び方「形」にはどんな種類がある？
ソファには1人掛けやラブソファなど形も多くの種類がありますが、人数や部屋の広さ、用途などで選ぶのがおすすめです。
1人でゆっくりくつろぎたい方やお部屋がコンパクトな場合は、場所を取らない1人掛けソファがぴったりです。
お部屋の広さはあまりゆとりがないけれど、カップルや夫婦で一緒に座りたいと考えるなら、コンパクトな2人掛けソファであるラブソファが良いでしょう。
コーナーソファであれば、間仕切りにもなるため広いリビングに置きやすく、さらに座る人数が多いファミリーにもぴったりです。
ほかにも足をのばして座れるカウチソファや、足置きやペットのくつろぎスペースに使えるオットマンなどもあります。
まとめ
ソファは構造やサイズ、形などさまざまな種類のものが販売されています。
ソファの選び方に悩んだ際は、好みの座り心地や用途を考えてみると、自分に合ったソファを見つけられるでしょう。
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