ゆったりくつろいだり家族で一緒に過ごしたり、家の中心といえる場所であるリビング。
雑誌に出てくるような広々としたリビングも素敵ですが、マンションやアパートなど狭いリビングでもポイントを抑えることで、実際以上に広々と使うことが可能です。
こちらの記事では、快適なリビングにするためのインテリアのコツや収納方法についてご紹介します。
狭いリビングをすっきりと!インテリアのレイアウト例
人が集まって多くの時間を過ごすリビングを、より広々と快適に過ごすためにインテリアの配置を見直してみましょう。
たとえばリビングの正面に窓がある場合、部屋に入ると視線は自然と窓に寄せられますが、このときに周りにどんなものが置いてあるでしょうか?
視線を利用してリビングを広く見せるためには、奥行きと遠近感が鍵となります。
背の高いリビングボードや本棚はできるだけリビングの手前に配置して、窓の周りにはソファやテレビ台などの低めの家具を置けば、遠近法で実際以上に広く見せることが可能です。
その際に家具はできるだけまとめて同じ壁側に置けば、床面積が増えて広々とするだけでなく、廊下のように移動しやすいスペースができて生活の動線もよくなります。
また、色による視覚効果も無視できません。
床から天井に向かって色が薄く明るくなるような配色にすると、部屋を広く見せることができます。
ラグやカーテン、ソファなどの面積の大きいものも明るい色を選ぶとよいでしょう。
目線を低くできるローソファや脚の細いテーブルなど、圧迫感の少ない家具にするのも効果的です。
狭いリビングでは収納を兼ねたインテリアがおすすめ!
「物があふれてごちゃごちゃしてしまうけれど、狭くて収納場所がない」、そのようなときには工夫して収納を作ってしまうのも一手です。
デッドスペースがある場合はそこに棚を作ったり、すき間にぴったりのボックスを作ったりすれば、簡単に収納スペースを増やすことができます。
少し手間がかかりますが、床面積を減らさずにすむ壁面収納をDIYしてしまうのも手段の一つです。
壁を傷つけずに柱を作る道具も市販されていますので、賃貸でも気軽に棚を作ることができますし、部屋の雰囲気に合ったシェルフなどを取り付ければインテリアにも統一感も出てすっきりと見せられるでしょう。
DIYに自信のないという方には、収納付き家具もおすすめです。
収納付きのソファやベンチ、ダイニングテーブルなどは本来の使い方と収納という二つの役割を兼ねますので、余分な家具は増やしたくないという方にもぴったりです。